1. |
上胴と下胴に分割された製麹槽を、駆動輪上に乗せて、回転させながら盛りや手入れをし、出麹の時だけ、上胴を持ち上げ、麹の乗った下胴だけを回転して、出麹機で出麹します。 |
2. |
下胴の上端には網棚があり、その上に敷布を二枚敷いて操作しますから、網や、下胴内部が全然汚れません。水洗いの必要はありません。 |
3. |
棚用機には、天幕を掛けます。厚いと総破精型になり、薄いと突破精型になります。 回転型には薄い天幕を付けてあります。また、網下の寸法が定置型の天幕式より延びていて、空間が広がっている分、突破精型になります。 |
4. |
盛る時は、外周にドーナツ型に盛り、仲仕事で半分、仕舞仕事で全面に広げます。製麹槽は大きく、薄盛りの設計で精米歩合35%の麹も造っています。 |
5. |
麹層を空気を通す方式ですから、最初の温度むらは次第に無くなり、 均一な麹になります。 |
6. |
敷布・天幕は予備が付いていますから、取外して100%完全な洗浄・殺菌・乾燥が可能です。 |