1. |
麹の発酵の半分は天幕から逃げるので、ファンの掛かっている時間が半減してファンの回転数による影響や外気取入れ量の多い少ないによる影響も半減して、大変使い易くなりました。また、ファンが止まっていても、多少の空気の動きがあるのでさばけの良い麹になります。 |
2. |
麹の温度設定の変更が自動化しました。5チャンネル品温調節とタイマーの組み合わせで、最高の製麹プログラムが即座に組めます。プログラムを与えておけば、装置は自動的に歩進して、人が居なくても希望の麹を造ります。 |
3. |
コントロールモーターにより、外気取入口の開きが自動で変更します。中期・後期と次第に大きく開きます。 |
4. |
麹が出来上がり、出麹したいようになれば、第5チャンネルで、ダクトの頂上の排気ダンパー※を開き、空気を全量外へ出して、急速に品温を下げ、出麹を待ちます。前室に一度出してから出麹するのと同一で、出麹後の吸湿がありません。 |
5. |
底板内に温床線※を配線してあるので、低い温度で盛っても品温は自由に調整ができ、出麹の乾湿も自由に調節できます。 |
6. |
麹の経過簿に代わる温度記録紙。 正しい記録は、次の操作の参考になり、常に良い麹の製造に役立ちますが、記録用紙はそのまま麹の経過簿になります。原料米・種麹その他必要事項を記入する欄があります。記録が電子式に変わりました。 ※印はオプション |